To be Natural Hair

脱縮毛矯正を目指す縮毛女子の記録

シリコーンや硫酸をシャンプーから除去しよう

 

シャンプーの成分を考慮することは、縮毛女子には欠かせない大事な問題です。

地毛で生きていこうとする私のような女子には特にそうでしょう。

 

私は主にアフリカ系の女性のヘアケアを参考にしていることが多いです。

理由は、アジアでは縮毛の人口が半分ぐらいであるのに対し、向こうは縮毛の人口が大半であること、その分、私たち縮毛女子をスタンダードにおいて開発されたヘアケア商品や縮毛女子の間での情報交換が豊富だからです。

 

その中で、下記のような情報がありました。

シリコーンや硫酸塩を含む製品は使用しないでください。 シリコーンは髪を美しく滑らかにするのに最適ですが、乾燥した髪につながる過酷な洗浄剤である硫酸塩でしか除去できません。 髪の毛からシリコーンを適切に取り除かないと、髪の毛がたまりすぎて、くすんで脂っぽくてしわがれた髪になってしまいます。
幸いなことに、栄養マスクやココナッツオイルなど、シリコーンを使用せずに髪を美しく滑らかにする方法はたくさんあります。 これらの製品は、乾燥やもろさのない髪から簡単に洗い流されます。

https://www.wikihow.com/Take-Care-of-Black-Girls%27-Hair

 

 今まで、シリコーンパラベンは、私がシャンプーを選ぶ時に除去したい物質なのでよく確認していましたが、硫酸塩がまた追加されました。

 早速、現在家族用で使っている市販のシャンプーを確認したら、水の次に多い成分がラウレス硫酸Naであることが判明。これには残念でした。一応、シリコーンパラベンがないのを確認した上で購入した「天然」を売りとしているシャンプーだったからです。

 

 硫酸塩は安価な成分で、髪質や頭皮に刺激が強い。その上、発がん性のあるという研究結果も発表されています。

 シリコーンは髪の毛を表面だけ滑らかにする物。

 パラベンも発がん性のある物質で、日本以外の国では使用が厳しくなっているのです。

 

 この前、ポストしたダイアン ボタニカル シャンプーは、この辺は問題なかったので、当分の間、またシャンプーをそちらへ戻す予定です。次回は、今まで1年弱使ってきた同シリーズの中で、モイストバージョンを新しく購入したので、使い心地をチェックしてみたいと思います。基本、乾燥しがちなカサカサ縮毛女子に効果があることを期待してます!

 

 

 硫酸について、もっと詳しく知りたい方は、下記の記事も興味深いのでご参考ください。あのハンドメイド、動物実験なしで日本でも知られているLushが、硫酸塩成分について安全性があると書いた記事です。注目するところは、下記の引用文。

SLS配合のシャンプーは誰にでもベストというわけではありません。ロングヘアやドライヘア、アフロヘアには少し刺激が強いので、代わりとなる商品をラッシュではいろいろご用意しています。

https://jn.lush.com/article/dont-stress-about-sls-0

 

 私たち縮毛女子は髪質から「ドライヘア、アフロヘア」に該当します。ロングヘアの方もいるかもしれません。

 この記事によれば、硫酸塩成分は洗い流したらOKだし、危険性が認められるのは皮膚や髪に残存する時を指していると言いますが……。

 

 皆さんは、普段シャンプーを使う時、どれぐらい完全に洗い流せると思いますか。

 私はこの記事を読んだとき、子供の時、番組で見た興味深い実験を思い出しました。生活科学の観点から、実験を試す番組でしたが、「シャンプーをしてから完全に洗い流せるか」がテーマでした。

 実験には一般人が複数人参加し、彼・彼女らが普段やる通り、シャンプーをして、洗い流す場面を撮影。女子の場合は、特に複数回もバケツの中に頭を入れる形にして洗い流すのを繰り返し、最後はシャワーで流していました。それでも髪質を採取して拡大したら、シャンプーは残っていることに判明。その実験にはとても驚きました。

 シャンプーを完全に洗い流すことが出来ないとしたら、私のような子供を育てている家庭でも気になるところ。

 

 Lushの引用ページにも書いてありますが、硫酸塩成分はあくまでも泡立ちをよくするもの。人はシャンプーの泡が豊富な時に、ちゃんと洗っている気分になりますし、癒やしの効果も出てくるようです。しかし、その洗ってるムードを得るために、縮毛にさらなる悪影響を及ぼす成分のシャンプーを使うのはどうかなと思えてきます……。

 

 生まれつき多様な髪質の縮毛を持つ黒人女性は、ナチュラルヘアに戻るために泡立ちのないシャンプーを愛用します。自然な頭のオイルを維持し、髪の乾燥を防ぐため、髪を洗う日も1~2週間に1回に決めている方が多いようです。

 そこまではまだ実戦できていませんが、特に日本のように「縮毛女子」がスタンダードではないシャンプー市場では、私たちはシャンプー選びにより慎重にならざるを得ません。